【歯周病】〜それはサインかも?放置すると怖いお口のSOS〜
「歯磨きをすると歯茎から出血する」「冷たいものが沁みる」「噛むと痛い」
こんな症状、思い当たりませんか?
いつものことだから…たまにしか症状が出ないから…と放置していると
歯周病が進行して取り返しがつかなくなることも。
今回は、歯科医院に行くべきお口のSOSサインについてお話しします。
歯茎の出血は歯周病の始まりかも
歯磨きのときに出血がある場合、「歯肉炎」の可能性があります。
これは歯周病の初期段階で、正しいブラッシングで改善することが多いですが
放っておくと進行してしまうことも。
歯科医院で自分に合った磨き方や磨き残しが多い場所を確認してもらうのがおすすめです。
歯茎が腫れて膿が出る
歯茎が腫れや膿は、歯周病が進行して歯周ポケットが深くなり
ポケットの中に細菌が入り込んでいるサイン。
他にも、大きな虫歯や親知らず周囲の炎症(智歯周囲炎)でも腫れることがあります。
いずれにしても早めの治療が必要です。
冷たいものがしみる
冷たいものを口にしたとき「キーン」としみるのは、歯周病で歯茎が下がり
歯の根元が露出しているのが原因かもしれません。
その他にも歯ぎしりによるすり減りや、虫歯が神経に近づいている場合にも同様の症状が出ます。
放っておくと悪化することもあるので、違和感を感じたら早めに歯科医院へ。
熱いものが沁みるのは危険信号!
冷たいものだけでなく、熱い飲み物や食べ物がしみる場合、
歯周病が進行して歯の神経や周りの組織に影響を与えている可能性があります。
また虫歯が神経まで達している場合も同様に痛みが出ます。
どちらも放置すると症状が悪化し、神経を抜く治療が必要になることもあるため
早めに歯科医院で診てもらうことが大切です。
歯が欠けた・ぐらつく原因は歯周病かも?
歯が欠ける原因は、噛み合わせで強い力が加わったり、虫歯で歯が脆くなったりすることが多いです。
さらに歯周病が進行して歯を支える骨が溶けると、歯がぐらぐらと動くこともあります。
痛みがなくても「いつもと違う」と感じたら早めに歯科医院でチェックを受けましょう。
定期健診で診てもらうようにしましょう
歯周病は自覚症状が出にくいまま進行するのが怖い病気です。
年に1〜2回の歯科検診を受けることで、早期発見・予防が可能になります。
「歯がしみる」「出血する」「ちょっと気になるかも…」
そう思った今が、歯医者さんへ行くタイミングです。
まとめ:こんな症状があるなら、迷わず歯科医院へ!
・歯茎から出血する
・歯がしみる、噛むと痛い
・歯茎が腫れている、膿が出る
・歯がグラグラする、欠けた、
ひとつでも当てはまるなら、放置せず、すぐに歯科医院で診てもらいましょう!
あなたの歯と全身の健康を守る第一歩です。