インフルエンザで歯が痛い?歯ぐきの腫れや奥歯の痛みの原因とは
冬になると流行するインフルエンザ。
高熱や全身のだるさなどの症状がよく知られていますが、
「インフルエンザのときに歯が痛い」
「歯ぐきが腫れてしまった」
「口臭が強くなった気がする」
と感じる人も少なくなりません。
実は、インフルエンザと口の中のトラブルは無関係ではなく、免疫力の低下や副鼻腔炎などが関係して、歯の痛みや口臭がでることがあります。
インフルエンザで歯が痛い・歯ぐきが腫れる理由
インフルエンザにかかると、高熱や体力の消耗によって免疫力が低下します。
免疫力が落ちると、普段は症状が出ない歯周病が悪化することがあります。
例えば
- 歯ぐきから出血する
- 歯ぐきが腫れる
- 歯ぐきから膿が出る
- 口臭が強くなる
- 歯が痛む
といった症状です。
初期の歯周病がある人は、インフルエンザをきっかけに症状が出ることがあります。
▶︎歯ぐきの出血や腫れなど、歯周病のサインについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
歯の根の炎症(根尖病巣)が原因のこともある
歯の痛みの原因として、歯の根の先に炎症が起こる「根尖病巣」が関係している場合もあります。
虫歯が進行して歯の神経が感染すると、歯の根の先に膿の袋のような病変ができることがあります。
普段は症状がなくても、体調不良や免疫力の低下をきっかけに炎症が強くなり
- 歯が痛む
- 噛むと痛い
- 歯ぐきが腫れる
といった症状が出ることがあります。
インフルエンザなどで体の抵抗力が弱っているときには、こうした歯の根の炎症が痛みとして現れることもあります。
歯の痛みが続く場合は、歯科医院で原因を調べてもらうことが大切です。
インフルエンザで奥歯が痛いときは副鼻腔炎の可能性
インフルエンザや風邪の後に、
「上の奥歯がズキズキ痛い」
という症状が出ることがあります。
これは虫歯ではなく、副鼻腔炎(蓄膿症)が原因の場合があります。
上の奥歯の根の先は鼻の奥にある上顎洞と近いため、副鼻腔炎に炎症が起こると歯の痛みとして感じることがあります。
痛みが長く続くは場合は、医療機関を受診しましょう。
インフルエンザで口臭が強くなることも
インフルエンザにかかると、体調不良や発熱によって唾液の分泌量が減ることがあります。
唾液は口の中をきれいにする働きがありますが、唾液が減ると細菌が増えやすくなり口臭が強くなることがあります。
またインフルエンザによる鼻づまりや副鼻腔炎も、口臭の原因になることがあります。
体調が悪いときほど、できる範囲で口の中を清潔に保つことが大切です。
インフルエンザ予防には口腔ケアも大切
インフルエンザの感染は、口や鼻の粘膜から起こります。
そのため
- 手洗い
- うがい
- マスク
に加えて
歯磨きなどで口の中を清潔に保つことも大切です。
日頃から口腔ケアを行うことは、虫歯や歯周病の予防だけでなく感染対策にも繋がります。
最終更新日:2026年3月11日
(初公開:2014年3月12日))
