キシリトールとリカルデントの違いとは?虫歯予防ガムの成分を解説
ガムのCMなどで、キシリトールやリカルデントという言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。どちらも虫歯予防を目的としたガムに使われる成分ですが、働きには違いがあります。
この記事では、キシリトールとリカルデントの違いについてわかりやすく解説します。
キシリトールとは?
キシリトールは、白樺や樫の木などを原料とした天然由来の甘味料です。
バナナやいちご、プラムなどの果物にも含まれています。
砂糖と同じぐらいの甘さがありますが、カロリーは砂糖の70%程度です。
現在では、キシリトールガムやキシリトールタブレットなどの製品として広く利用されています。
虫歯予防で知られる国 フィンランド
フィンランドは、虫歯予防先進国として知られています。
予防歯科の取り組みを学ぶために、多くの歯科医師や歯科衛生士が訪れる国でもあります。
白樺の木が多いフィンランドでは、ガムやキャンディーなどの形でキシリトール製品が日常的に利用されています。
リカルデントとは?
リカルデントは、牛乳由来のたんぱく質から作られた天然成分です。
CPP-ACP(カゼインホスホペプチド・非結晶性リン酸カルシウム)という成分を利用し、歯にカルシウムやリンを供給する働きがあります。
ガムなどの製品として利用され、虫歯予防を目的に使われています。
*牛乳由来成分のため、乳アレルギーのある方は摂取できません。
キシリトールとリカルデントの違い
キシリトールとリカルデントは、どちらも虫歯予防に役立つ成分ですが、働きが異なります。
キシリトール
- 虫歯菌が酸を作るための栄養にならない
- 虫歯菌の活動を抑える
リカルデント
- 歯にカルシウムやリンを供給する
- 歯の再石灰化を助ける
つまり
キシリトールは虫歯菌への作用
リカルデントは歯そのものへの作用
という違いがあります。
キシリトールとリカルデントに共通すること
キシリトールもリカルデントも、虫歯予防をサポートする成分です。
ただし、すでに出来上がってしまった虫歯を治すことはできません。
虫歯予防の基本は
- 正しい歯磨き
- フッ素の使用
- 定期的な歯科受診
です。
ガムは、こうした毎日のケアを補助するものとして上手に取り入れることが大切です。
2026/3/9更新
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