【子供の歯ぎしり】~治療した方が良いの?~
夜子供と寝ていると、横で子供がギギギギ・・・と歯ぎしりをしているということを体験したことがある人も多いのではないでしょうか。
中には歯ぎしりの音が気になって寝られないという方もいらっしゃるかと思います。
今回は子供の歯ぎしりについてお話しします。
子供も歯ぎしりをするの?
大人の歯ぎしりというとよく耳にしますが、実は子供も歯ぎしりをしている子が多くいます。子供の歯ぎしりは生後6か月頃の歯が生えてくるころから始まり、中学生くらいまで続くこともあります。
心配しなくてよいことがほとんど
大人の歯ぎしりの原因としては、ストレスなどの心因的な要因のこともあるので、子供が歯ぎしりをしていると心配になる親御さんも多いかと思います。
しかし、子供の歯ぎしりは、歯の噛み合わせや顎の位置を調整するための自然現象のことがほとんどです。
そのため、子供が歯ぎしりをしていてもあまり心配しなくても大丈夫です。
お子さんの歯が成長している証と思ってください。
どうして歯ぎしりをするの?
子供が歯ぎしりをする原因は先ほどもお話ししたように、歯や顎の位置を調整するためです。歯ぎしりをすることで、生えてくる歯や顎の位置を正常な位置へ動かす事が出来ると言われています。
その他にも、顎の筋肉を鍛えているということも言われています。
ストレスが原因のこともあります
噛み合わせの調整による歯ぎしりは、夜寝ている時だけでなく、昼間も行っていることがあります。
しかし、夜寝ている時だけ歯ぎしりをしている場合は、悪い夢を見ていたり、ストレスで眠りが浅くなってしまったりしている場合があります。
歯科医院で診察したほうが良い場合
子供の歯ぎしりで悪影響を及ぼすことはほとんどありません。
しかし、歯ぎしりのしすぎで、歯が欠けたり、歯のすり減りが顕著な場合、あきらかに歯並びに影響が出ていそうな場合には、一度歯科医院へ相談しましょう。
歯の神経に影響を及ぼす場合も
歯ぎしりが強すぎることで、極まれに歯ぎしりの圧力に負けてしまい、歯の神経が死んでしまうことがあります。
また、歯にぐらつきがでてきた場合も要注意です。
定期健診で診てもらいましょう!
歯ぎしりに限らず、虫歯の予防のためにも早期からの受診は大切です。気になることがある場合は定期健診を兼ねて歯科医院で診てもらうようにしましょう。
歯ぎしりというと心配になる方がほとんどかと思いますので、わからないことはいつでもご相談くださいね!
2024.02.23 更新しました