誰でもできる「3つの予防」とワンランク上の予防「メインテナンス」今日から始める予防習慣!!
「特に痛みはないから、歯医者さんに行かなくても大丈夫」
そう思っていませんか?
実は、虫歯や歯周病は、初期の段階では自覚症状がほとんどありません。
痛みや違和感が出たときには、すでに進行している場合も少なくありません。
毎日使っているお口や歯ですが、その状態を意識する機会は、意外と少ないのではないでしょうか。
今回は、ご自身でできるお口の健康チェックと、今日から始められる予防習慣をご紹介します。

まずはセルフチェックしてみましょう
次の項目に当てはまるものがないか、チェックしてみましょう。
- 歯磨きうがいときに歯ぐきから出血はありませんか?
- 歯ぐきの色はどうでしょう?赤く腫れていませんか?
- 歯ぐきが下がり、歯が長く見えていませんか?
- 歯と歯の間に食べ物が挟まりやすいですか?
- 口臭が気になりますか?
- 朝起きたとき、お口の中がネバネバしませんか?
- 歯が動くと感じることはありますか?
- 噛むと痛みや違和感はないでしょうか?
これらの症状が1つでも当てはまる方は注意が必要です。
すべてが治療の必要な病気とは限りませんが、虫歯や歯周病など、
何か問題が起きているサインかもしれません。
気になる症状がある場合は、歯科医院でお口の状態を確認してもらいましょう。
誰でもできる3つの予防
お口の健康を守るために、毎日の生活でできることがあります。
特別なことを始めなくても、普段の習慣を少し見直すことが予防につながります。
1.毎日の歯磨きを見直す
歯磨きで大切なのは、長い時間磨くことよりも、
歯の汚れを適切に落とすことです。
特に、
・歯と歯ぐきの境目
・奥歯の噛む面
・歯と歯の間
などは虫歯になりやすい場所です。
また奥歯は見えにくく磨きにくいため、歯周病になりやすい場所です。
これらのポイントを意識して歯磨をしてみましょう。
使う道具も大切です。
歯ブラシの毛先が開いていませんか?開いている方は交換しましょう。
2.フロスや歯間ブラシを使う
歯と歯の間の汚れを落とすには、歯ブラシだけでは限界があります。
そこで役立つのが、デンタルフロスや歯間ブラシです。
歯と歯が接している部分の清掃には、デンタルフロスが役立ちます。
歯と歯の接触点は、虫歯ができやすい場所の一つです。
一方、歯間ブラシは、歯と歯の間に隙間がある部分の清掃に適しています。
歯間ブラシでは、接触点の汚れは落とせないため、同じ「歯と歯の間の清掃」でも、
用途を理解して使い分けることが大切です。
3.フッ化物配合歯科剤を活用する
フッ化物には、歯の再石灰化を促し、虫歯の発生や進行を予防する働きがあります。
成人では、一般的に1,400〜1,500ppmのフッ化物配合歯磨剤が推奨されています。
歯磨き後は歯磨剤を軽く吐き出し、うがいをする場合は少量の水で1回程度にすると、
フッ化物をお口の中に残しやすくなります。
お口の中にフッ素が残ることを心配される方もいらっしゃいます。
フッ化物は自然界にも存在し、魚介類やお茶にも含まれています。
ご心配な方は、歯科医師や歯科衛生士にご相談ください。
自分に合った予防方法は?
ここまで、誰でもできる3つの予防方法をご紹介しました。
でも、不思議に思ったことはありませんか?
同じように歯を磨いていても、虫歯になりやすい人もいれば、歯周病が進行しやすい人もいます。
なぜでしょうか?
虫歯や歯周病の発症や進行には、多くの要因が関わっており、その要因は人によって異なります。
また、お口の中の状態は、年齢や生活習慣によっても変わります。
自分のお口の状態やリスクを知っておくことは、効果的な予防を考える上でとても大切です。
▶︎ 当院の診査・診断について「知ることが始まり」
もっと効果的に予防したい!
歯科医院で行う「メインテナンス」をご存知ですか?
メインテナンスとは、歯科医師による診査や歯科衛生士による専門的なクリーニングなどを通して、
お口の健康を長く維持するための継続的な管理のことです。
単に歯をきれいにするためだけものもではありません。
虫歯や歯周病の有無を調べるだけでなく、以前の状態と比較し、
どのような変化が起きているかを確認します。
必要に応じてエックス線写真や歯周組織の検査などを行い、
自分では見えない部分も評価します。
また、歯科衛生士は専門的な清掃に加え、日常のセルフケアが適切に行えているかを確認し、
その人に合った予防方法を一緒に考えて行きます。
定期的にお口の状態を確認することで、小さな変化に気づき、
必要に応じて予防方法を見直すことができます。
毎日のセルフケアと、歯科医院での専門的なケア。
どちらもお口の健康を守るたために大切な役割があります。
お口の健康を守るために
自分の歯で食事を楽しみ、会話をし、笑顔で過ごす。
普段は当たり前に感じていることも、歯やお口の健康に支えられています。
歯を失ってから大切さに気づくのではなく、
健康な状態をできるだけ長く維持すること。
そのために、まずは日常の歯磨やセルフケアを見直すことから始めてみましょう。
さらにワンランク上の予防をしたい方は、ぜひ歯科医院のメインテナンスもご検討ください。
「痛くないから大丈夫」から、「今の健康をこれからも守る」へ。
今日の小さな気づきが、将来のお口の健康につながります。
