姿勢と歯には関係があるって知っていますか?
「姿勢が悪いよ」と言われたことはありませんか?
実はその姿勢のクセ、はや顎にも影響を与えている可能性があります。
姿勢と聞くと、肩こりや腰痛を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、顎の位置・噛み合わせ・口腔環境は、体の姿勢と密接に関係しています。
今回は、姿勢と歯・顎の関係について、わかりやすく解説します。

頬杖は顎関節に大きな負担をかける
疲れたときやなど考えごとをしているとき、無意識に頬杖をついていませんか?
頬杖をつくと、下顎が横方向に押され、顎関節に片側だけ強い負担がかかります。
この状態が続くと
・顎関節症のリスクが高まる
・噛み合わせがずれる
・一部の歯に過剰な力がかかる
といった影響が出ることがあります。
猫背は噛み合わせのバランスを崩す原因に
本来、リラックスしているときの顎の位置は、上下の歯が接触していない状態が正常です。
しかし猫背になると
・頭が前に出る
・下顎が前方へずれる
・上下の歯が常に当たりやすくなる
という状態が起こりやすくなります。
その結果、顎関節や歯への負担が増え、顎の違和感や噛みしめの原因になることがあります。
姿勢の乱れは口呼吸につながる
姿勢が悪くなると、首や顎の位置がずれ、口呼吸になりやすいことも知られています。
口呼吸が続くと
・口腔内が乾燥する
・唾液の自浄作用が低下する
・細菌が増えやすくなる
その結果、虫歯・歯周病・口臭のリスクが高まります。
歯ぎしり・食いしばりが起こりやすくなる
猫背や前かがみの姿勢が続くと、首・肩のまわりの筋肉が緊張します。
これらの筋肉は顎や口腔周囲の筋肉と繋がっているため、姿勢の乱れが歯ぎしりや食いしばりを引き起こすことがあります。
歯ぎしりや食いしばりは無意識に行われることが多く、家族に指摘されて初めて気づくケースも少なくありません。
うつ伏せ寝も顎への負担に注意
うつ伏せで寝ると、多くの場合、顔を横に向けます。
頭の重みが片側の顎にかかり、下顎がずれた状態で長時間固定されてしまいます。
これも顎関節や噛み合わせに負担をかける原因となるため、できるだけ避けたい寝姿勢です。
姿勢の乱れは歯だけでなく全身にも影響する
姿勢が悪い状態が続くと
・顎関節症
・歯ぎしり・食いしばり
・頭痛・肩こり・首の痛み
など、歯や顎だけでなく全身に影響が出ることがあります。
また、姿勢や見た目の印象にも大きく関わります。
今日からできる姿勢ケアを意識しましょう
まずは、
・頬杖をつかない
・猫背になっていないか意識する
・長時間のスマホ・PC作業ではこまめに休憩する
といった小さな意識から初めてみましょう。
ストレッチなどで筋肉をほぐすことも、良い姿勢を保つ助けになります。

