歯科用CTには2種類ある

歯科用CTには2種類ある。歯を治すために歯の詳細な構造が鮮明に読み取れる超高画質マイクロCTとインプラントを入れるために顎骨の大きさだけが分かれば良い不鮮明なCTである。

東京超高画質マイクロCTスキャン

(CT画像の比較)

目的によって導入するCTが決定される。歯を治したいか、歯を抜いてインプラントをしたいのか。その歯科医院にはどんなCTが完備されているのかをHPで確認すれば良いだろう。

左)顎骨の大きさを確認できる程度。インプラントの診断にしか用いられないレベル。

右)世界最高のCBCT。歯根膜腔、歯髄、海面骨 骨梁まで鮮明に観察できる。

*歯科用CTは歯根と骨を主に観察するもので虫歯の診断には不適である。

超高画質CBCTにて日常的に診査を行えない施設では本当のことは言えないかもしれない。普通のレントゲン写真で「病変がない」と判定しても、超高画質マイクロCBCTでは実際には約40%の隠れている病変を見つけることが出来る。レントゲンのみでの診断は見逃す確率が高く、それに伴う治療方針や結果も誤る可能性が高い。