Patient Safety 患者の安全 とは?
患者の安全はヘルスケアの基本原則です。
現代医学の発展により医療成績は大いに改善されました。しかし医療の発展の陰で患者の安全が危険に曝されていることが明らかにされていま す。医療に関与する全員が“Patient Safety”の概念と原理に精通していなければなりません。これは現代歯科医学においても同様です。
患者の安全を守るために当オフィスでは「医療安全感染制御部」を設置しています。
【設置目的】
次の3つの柱をもとにオフィス内に“安全文化”を構築します。
- 医療者の健康と安全
- 病院の感染防止
- 患者の安全
*全構成員が対象となる。患者、家族、スタッフ、出入りの業者を含む。
【活動内容】
- 職員の安全衛生管理(麻疹、風疹、水痘、帯状疱疹、B型肝炎に対する抗体価の把握及びワクチン接種の推奨)及び職業感染対策
- 感染対策に関する教育・啓発及び、情報提供
- スタンダードプリコーション(標準予防策)の徹底
- 針刺防止及び血液・体液曝露時の対応
- 滅菌・消毒室における洗浄、消毒、滅菌業務に関する取り組み(滅菌保証など)
- 薬剤耐性菌、医療関連感染に関する理解及び抗菌薬の適正使用
- 医療材料、器材の選定
- 感染性廃棄物の取り扱い