Advance Care Planning アドバンス・ケア・プランニングとは?

アドバンス・ケア・プランニングとは「将来の医療及びケアについて、患者さんを主体にその家族や近しい人、医療・ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、患者さんの意思決定を支援するプロセスのこと」で、患者さんの人生の価値観、希望に沿った、将来の医療及びケアを具体化することを目標にしています。

より良い人生の最後を迎えるために。私たちはこの概念に基づいて口腔のケアを通して患者さんの人生の意思決定のお手伝いをしています。

 

【人生の最後に“食べる”エッセンスを】

皆さんの人生最後の願いは何でしょうか?

多くの人が、最後まで美味しいものを、自分の歯で、「食べたい」とおっしゃいます。有難いことに、神様が人間の寿命を延ばしてくれて人生100年時代になりました。人生100年最後まで全て自分の歯で…というのはもしかすると難しいかもしれません。

しかしながら、自分の歯を1本でも機能させるために。私たち歯科衛生士早い段階からの患者さんの支援を行なっています。

【歯科衛生士の独立した予防部門】

当オフィスでは、歯科医師は治療に専念し、歯科衛生士が予防を担う完全分業制です。お互いに相手の役割を尊重しつつ、必要な時には協力して患者さんをサポートします。

歯科衛生士診療

歯科衛生士診療

【歯科用顕微鏡 マイクロスコープ の使用】

全ての処置は歯科用顕微鏡で行います。口腔内はもとより歯周ポケットの中までクリアに見ることができます。また歯科衛生士の処置にはアシスタントがつきます。歯科衛生士の目線(手2本)とアシスタントの目線(手2本)の2人の目線(4本の手)であることから“4 Hand Technique フォーハンドテクニック”と呼ばれています。

目線が倍になることでミスを防ぐだけでなく、より多くの情報を収集することができます。また手が増えることにより器具操作の時間を短縮することができ、診療の質の向上に繋げることができます。またフォーハンドテクニックは感染予防のためのテクニックでもあります。CDC(米国疾病予防センター)で推奨されています。

【マイ・ハイジニストを持とう!】

私が2007年に歯科予防大国のスウェーデンを訪れたとき、現地の日本人のガイドさんがご自分のマイ・ハイジニストのことをキラキラした目で熱く語ってくださいました。あれから15年。当オフィスでも多くの患者さんのマイ・ハイジニストとして患者さんを担当させていただいております。まだマイ・ハイジニストをお持ちでない方は何でも相談できるお口のパートナーとしてマイ・ハイジにスト探しをしましょう。