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デジタルレントゲン撮影装置のカバー
レントゲン撮影は全て歯科医師が行なうものであると学問的・法律的に厳密に決められている。
従って、全ての作業を歯科医師一人で行なうために交差感染に注意しレントゲン撮影を行わなければならない。
対策としては歯科医師が触れる部分は使い捨てビニールカバーを行なうことである。撮影後ビニールカバーは速やかに安全に破棄される。
デジタル化されたデンタル撮影装置は角度や位置調整のために歯科医師が自らその作業を行い決定すべきである。
口腔内を手袋をした手で触れることがあるため撮影装置はビニールでカバーされている。
標準感染予防策 カスト缶2
【カスト缶2】
5倍速コントラアングル
超音波スケーラー
ストレートエンジン
コントラアングルプロフィー
ドライヤー
切削器機はすべて滅菌、一日の来院数分の本数を常備しています。
もちろん、バー類、チップ類もすべて滅菌しています。
標準感染予防策 カスト缶1
世界標準のプレバキューム方式で滅菌された治療器具リスト
【カスト缶1】
ラバーカップ
パイル皿
ステンレスシャーレ
ラバーカップを滅菌していることが“滅菌していると”いう一つの証。
ラバーダム防湿法に用いる器具は全て滅菌
1、ラバーダム防湿法に用いる器具は全て滅菌
お口に触れる器具は全て滅菌しているオフィスコンセプトに基づき、ラバーダム防湿法に用いる全ての器具もその例外ではない。
ここまでしていることが、これが他院にはない当オフィスの特徴であり力の証明でもある。
2、滅菌したラバーダム防湿セットを開封
パックを開封したところです。注目すべきはラバーダムシートを滅菌しているということです。
3、滅菌ラバーダム防湿セットのご紹介
左から…
吸引管、ラバーチューブ、フロス、クランプフォーセップス、クランプ、ラバーダムパンチ、ハサミ
ラバーダムフレーム、ナプキン、ラバーダムシート
Iritani Office
東京
ラバーダム防湿法はお口の小さな手術室
1、感染予防、安全な室内環境を作ります。
お口の中には400~900種類のバクテリア、ウイルス、カビが潜んでいます。
歯科治療は空気や水を強く噴霧しながら削るということをどうしてもしなければならないことが多くあります。ラバーダム防湿法を行なわない歯科治療は治療している歯だけではなく診療室の広い範囲で血液や唾液が飛散し汚染します。
400~900種類のバクテリア、ウイルス、カビなど汚染された体液成分が一緒に飛散するということなのです。
ラバーダム防湿法を用いることにより最も効果的に室内環境の汚染や感染を防げるのです。
2、歯をバクテリアの感染から守ります。
多くの場合はエナメル質を削り象牙質や歯髄(神経)が露出します。露出した象牙質や歯髄は発生学的に体の内部と言えます。皮膚を切開し筋肉や血管そして内蔵を露出させた状態と何ら変わりがないのです。ラバーダム防湿法は口の中に小さな手術室をつくり、歯を感染から守る目的もあります。
嵐の汚れた河川の河原でお腹の手術をすることはあり得ないことと思います。歯の治療も清潔な環境で行なう必要があります。それがラバーダム防湿法と言えます。
3、唾液から隔離し乾燥状態を保ちます。
すなわち薬を歯に作用させた時に唾液に流されず効果的な治療が行えるということです。3Mix-MP法(LSTR)療法など薬理効果を期待したい治療、緻密な作業を要求される接着など…。
しっかり丁寧な治療を行うには唾液で歯が濡れたり汚染してしまっては不確実なものとなってしまいます。お口の中に刺激の強い薬などが流れ込むのも防止することができます。(歯の治療にはその特殊性から酸など粘膜に刺激のあるものを使うことがあります。)
4、実は施術側も処置が簡単になります。
口腔内で歯の治療をする。舌や頬が邪魔である。唾液で濡れて滑る。そこは暗闇である。器具を飲み込ませてしまう危険もある。そのままでは危険な環境と言えます。
ラバーダム防湿法で口腔内から歯を隔離することにより、治療に邪魔な舌や頬はなくなり、唾液で悩まされることもなく、その歯を明確に出すことができ、器具や薬剤を口腔内へ誤って落とすこともない、2本の手を自由に使うことも出来る。治療に集中することが出来るのです。 東京