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小児歯科専門の歯科医院ってどれくらいあるのでしょうか。

全国の歯科医師数

全国で歯科医院は7万医院位あります。直近の統計では歯科医師の総数は10万人を越え、巷では過密とか歯科医師・冬の時代などと言われています。

小児科専門医の不足

一方で、一部専門家からは専門医不足が指摘されており、単に歯科医師数の充足だけを目的としてきた厚生労働省や文科省のこれまでの政策が壁にぶつかっているのは明らかです。不足が指摘されているのは「小児歯科専門医」です。前回のこのコーナーでも説明しましたように、小児歯科というのは高度に専門的な分野です。

専門医の受診で変わる

もちろん、お誕生から18歳くらいまでの全ての子供達が小児歯科専門医の治療が必要ということではありません。ただ、適切な時期に小児歯科専門医の治療を受けていれば、その後の歯列咬合の発育や、治療の必要度が大きく変わっていたであろう症例は数多くあると指摘する開業医もいます。

まずはかかりつけ医へ

実際には、ご自分のお子さんの歯並びや咬み合わせの程度や歯科治療の必要性が、専門医に診てもらうべきレベルなのか、そうでないかの判断はできません。近くのかかりつけ歯科医院で診てもらうのが一般的で、必要に応じて専門医を紹介してもらえば良いのです。

セカンドオピニオン

最近ではセカンドオピニオンの考え方も広く浸透してきましたので、かかりつけ歯科医の説明でわからない場合には専門医の意見を聞くことも可能です。インターネット全盛の現代では、医療機関を探すなどの場合、YahooやGoogleで検索するのが一般的になっています。まして小児歯科を探す30代~40代のお母様方は、最もネットを多用する世代でもあります。ところがネットでは情報が氾濫していて、普通に調べただけでは正確な情報には辿り着けません。中には大学を卒業してから4~5年位で「○○専門」とか「△△の第一人者」と謳っているホームページも散見されます。

小児科専門医を探す

では自分のお子様に合った小児歯科専門医を探すにはどうすれば良いのでしょうか。

多くのお母様方が検索する代表的なサイトはNTTのiタウンページhttp://itp.ne.jp/、あるいは児童向け教材や通信教育で有名なベネッセが運営するウイメンズパークなどがあります。http://women.benesse.ne.jp/

全国では3万件

これらのサイトで「東京都の小児歯科」と検索してみると、iタウンページでは2971件、大阪府では2000件位です。全国では3万件位あるようです。この数字は「小児歯科」を標榜している歯科医院の数です。

これをウイメンズパークで調べてみると、東京都で890件、大阪府で650件となり、全国で7500医院が登録されています。登録基準は明記されていませんが、その信頼性はインターネットの世界では定評があります。

さらに最も確実で正確な情報源である日本小児歯科学会認定医名簿では、小児歯科専門医は全国で500名しか登録されていません。http://www.jspd.or.jp/

単に小児科と検索しただけではダメ

多くの学会のホームページが専門医の名簿を掲載していますが、その多くは検索の便利さという点では、他の商用サイトに比べて劣っていると言わざるを得ませんが、本学会のホームページでは、かなり詳細な情報を丁寧に掲載してあります。このように、単に「小児歯科」と検索しただけで得られる情報には色々な分類があると言うことを、良く知る必要がありそうですね。

小児歯科って、何歳から??何歳まで??

様々な診療科

最近の歯科医院の看板って、「歯科・口腔外科・小児歯科・矯正歯科」とかたくさん書いてあるところもあれば、「矯正歯科専門」みたいに、ひとつしか書いていないところもあるのにお気付きでしょうか。

標榜科

これは「標榜科」と呼ばれているもので、表示してよい診療科は、医療法第70条、医療法施行令第5条の11で医科34科・歯科4科の、合わせて38科に限られています。内科、皮膚科、歯科、矯正歯科といった形でそれぞれの歯科医院が都道府県に届出をし、看板や電話帳などに記載することが許可されます。

インプラント科はない

従って2007年の医療法の改正で、下記の引用のように「インプラント治療を行っている」旨の広告は解禁されましたが、「インプラント科」という標榜は出来ません。(厚生労働省医療広告ガイドラインに関するQ&A)

Q2-4 歯科用インプラントによる治療については、広告可能でしょうか。
A2-4 「自由診療のうち薬事法の承認又は認証を得た医療機器を用いる検査、手術、その他の治療の方法」として、我が国の薬事法上の医療機器として承認されたインプラントを使用する治療の場合には、公的医療保険が適用されない旨と治療に掛かる費用が併記されていれば、広告可能です。

小児科は何歳まで?

さて、本題の小児歯科ですが、患者さんから「以前、小児科に通えるのは中学生までと聞いたことがあるのですが、小児歯科は何歳まで通えるのでしょうか??」とご質問を頂いたことがあります。

殆どの場合老人もOK

標榜科として「歯科」のみを掲げている医院でも、殆どの場合は小児でも老人でも診ています。

ある医院のホームページでは、「歯の萌えはじめから、永久歯にはえかわるまでを原則としています。大体、生後6ヶ月くらいから、高校生ぐらいまででしょうか。赤ちゃんの口の中全般も診ます。お子さまの、口の中の事なら何でもOKです。」と書かれています。

専門的に行っている歯科医院も

一方では「小児歯科矯正歯科口腔外科と同じように、高度に専門的な分野なので、当院では小児の治療は小児歯科専門医に紹介しております」という方針の歯科医院もあります。

18歳ころまでが小児科

では、実際に小児歯科の適応年齢とは何歳までかと言いますと、小児科(医科)では16歳未満ですが、小児歯科は18歳頃までと言われています。18歳頃と言うのは「親知らず」の萌出年齢にあたり、この頃には歯並びや咬み合わせが完成し「子供」ではなくなるというように考えます。

ウィキペディアにて

いつものようにフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で「小児歯科」を調べてみると、

小児歯科とは、一般に成人に至るまでの患者を担当する歯科のことである。病院、歯科医院によっては、18歳までの患者の場合もある。小児歯科では、成長発育に関する知識はもとより、親への歯科指導などコミュニケーションと行動科学に重きを置かれる診療科でもある。

と書かれています。

この説明からすると、なんだか「小児歯科は高度に専門的な分野」って感じで、面倒でも専門医を探さなくてはならないようですね。

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