歯科治療は一本の歯を確実に安全に行なうことから始まる。
歯の治療は清潔で乾いた状態で行なわなければならないのです。
全ての歯科治療において可能な限りラバーダム防湿法を行なうことは歯科医師の責務であると考えます。ラバーダム防湿法を行なわないということは確実に歯の寿命を大きく縮めることになるからです。
歯科治療においてヒールオゾンなどの新技術や、3Mix-MP法(LSTR療法)などの新しい治療法、日々進歩する接着技術など、どんなに新しいものが歯科治療に組み入れられようが、基本処置で最も重要なものであるラバーダム防湿法を行わなければその効果はまったく得られないことになります。
歯の病気のほとんどはバクテイアが原因であり、歯の治療の全てはバイ菌との戦いであり、無菌的操作をすることが歯の寿命を延ばすことに直結します。
ラバーダム防湿法はマイクロスコープ(顕微鏡精密歯科治療)同様に歯科治療の基本中の基本であると言えます。
Iritani Office
東京